【建通新聞】〈人〉神奈川建行協 小田靖代表 コンサルもできる行政書士団体へ

神奈川県内の建設業者を対象に建設業許可や経営事項審査、入札参加資格認定申請など建設業関係の行政手続きを行う専門家集団、神奈川建行協の代表に就任した。小関典明前代表から受け継いだバトンの重さを感じながらも、「コンサルティングもできる行政書士の団体となることが私の使命」と強調。建設会社の土木部長を務めた経験を踏まえ、さらに一歩踏み込んだサポートができる体制を整える考え。
特に注力するのが定期研修会だ。入札・契約制度や改正建設業法、労働安全衛生法など建設業者の経営支援に直結する情報・知識を習得する他、経験の浅い会員にも自ら調査・研究した内容を発表してもらい、疑問点を参加者に提起することで共に学べる場を提供する。
自由討論の場も拡充。例えば法律制定時から続く許可取得に必要な事項について、その必要性を議論する。「今の時代背景を踏まえ、申請側と審査側の視点を調整しながら現場の問題点や法律上の矛盾点を皆で洗い出したい」と期待する。
行政書士になる前は伊勢原市内にある建設会社の土木部長だった。見積もりや積算、札入れ、下請け業者の選定、予算組みなどを担った経験から現場に関する相談を顧客から受けることも。「現場の苦労が分かるからこそ応援したくなる」
大の神社・仏閣好き。事務所の神棚は宮大工に依頼し、社の中には「相模国の一之宮から六所神社まで全ての神札を入れている」。験を担いで新たな挑戦に臨む。

【略歴】2015年に小田行政書士事務所(平塚市)を開設。神奈川建行協では研修担当幹事、副代表を経て7月に代表に就任。神奈川県行政書士会では理事兼建設環境部副部長を務める。秦野市出身、平塚市在住。54歳。

出典 【建通新聞電子版】2026/9/14

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