神奈川建行協(小関典明代表)は4月6日、2022年度春の公開研修会を開き、会員外を含む82人が横浜市中区の会場内とリモートで、経営事項審査の評点アップ対策などについて学んだ。
冒頭、小関代表が、組織の活動をアピールする目的で、13年から春と秋の年2回、公開研修会を開催している経緯などを説明。
その後、同会会員で特定行政書士、中小企業診断士の石田知行氏=写真=が「最新の経審制度における経審点数上昇手段」と題して講義した。
上昇手段の把握が必要なのは、「選ばれる事務所になるため」「価格競争から脱却するため」「行列のできる事務所となる裏レシピを持つため」と述べた上で、評点アップのポイントを解説。
Y点については、「経営努力と資本注入で向上可能な指標」とし、総資本や固定資産、負債、支払利息の考え方を示すなどした。
この他、当日は建設業許可や経営事項審査の申請を題材としたロールプレイングも行った。
出典 建通新聞 電子版(神奈川版)(令和5年4月11日)https://www.kentsu.co.jp/webnews/view.asp?cd=230410400012&area=2&yyyy=0&pub=1